Linuxのインストール。

増設したハードディスクにRedHat Linuxをインストールしました。インストールプログラムが優秀なのでインストール自体は困らないのですが、VAIO Jに搭載のIntelチップセット(i810)をサポートするに多少の手間が必要でした。

今回インストールしたLinuxはRedHat6.1Jです。


Xの設定。

VAIO Jのビデオチップ(Intel i810)は正式サポートされていません。

  1. パッチファイル等が必要になりますので、まずIntelのサイトからRPMパッケージをダウンロードします。

    ftp://download.intel.com/support/graphics/intel810/XFCom_i810-1.2-3.i386.rpm
    ftp://download.intel.com/support/graphics/intel810/I810Gtt-0.2-4.src.rpm

  2. root権限でXFComをインストールします。
    # cd [rpmをダウンロードしたディレクトリ]
    # rpm -ivh XFCom_i810-1.2-3.i386.rpm
                                 
  3. 続いてagpgart.oのソースファイルをインストールします。
    # rpm -ivh I810Gtt-0.1-4.src.rpm 
  4. ソースファイルをコンパイルします。
    # cd /usr/src/redhat/SOURCES
    # tar xvfz I810Gtt-0.1-4.src.rpm
    # make
    # make install
  5. Xの設定を行います。まずXF86Configを起動。
    # xf86config
  6. マウスの設定です。

    マウスはPS/2マウス。Emulate3Buttonsは"y"。mouse deviceは/dev/mouse。

  7. キーボード。XKBの使用は"n"。

  8. リンクの作成
    # ln -s /usr/X11R6/bin/XFCom_i810 /usr/lib/

XDM。

Linux起動時にxdmを起動したい場合は、/etc/inittabのrunレベルを以下のように変更します。

id:5:initdefault:

 
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