Sony FAN Control Driver。

WindowsXPに関する情報を集めているうちに、面白いソフトウェアを見つけたのでインストールしました。このソフトウェアは、「Sony FAN Control Driver」 というもので電源ファンの制御をするソフトウェアです。このプログラムはVAIOの他機種用のプログラムなのですが、レジストリを編集することによりJ11でも使用できるとの情報があったために、インストールしてみました。今のところ不具合はないようです。とにかく、ファンの音が極端に軽減されることに感激しました。

J11はこのプログラムの対象製品ではありませんので、何らかの不具合が生じる可能性があります。また、レジストリの編集を行いますので実施には十分気をつけてください。(「レジストリ」の意味が分からない方には実行をおすすめしません。)



インストール。

まず、VAIOホームページ内のダウンロードページからファイル(SFCD001010.exe)をダウンロードします。このファイルは自己解凍形式になっていて、実行すると指定したフォルダにファイルを作成します。作成されたファイルの中から、Setup.exeを探して実行するとインストールが開始されます。

インストールはすぐに終了します。最後にコンピュータを再起動するかどうか尋ねられるので、「あとで再起動する」を選んでレジストリの編集を行います。


レジストリの編集。

以下の手順でレジストリエディタを起動します。

  1. [スタート]ボタンをクリックして[ファイル名を指定して実行]を選択します。
  2. ダイアログボックスが開くので、regedit と入力して[OK]ボタンをクリックします。

以下の手順でレジストリの編集を行います。

  1. \HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Sony Corporation\SonyFanC を開きます。
  2. フォルダ「 PCV-RX50 」の名前を「PCV-J11」に変更します。
  3. 「PCV-J11」を開きます。
  4. 「CPUClock」の値を「258(16進数)」に変更します。

設定完了。

以上で設定完了です。PCを再起動しましょう。

Windowsが起動する辺りで、ファンの音が静かになるはずです。CPUの動作状況を監視してファンの回転数を変えているようなの、すぐに静かにならなくても少し待ってみましょう。しばらくすると、ファンの動きが静かになると思います。

 
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