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圧力鍋選び

妻が欲しいというので、圧力鍋を買うことにしました。我が家の場合、妻が使うものでも私が調査→購入することが多いのですが、今回もそうなりました。ネットを使った買い物の参考になれば、ということで。

相場が分からないのですが、今回の予算は1万円〜1.5万円。予算内でベストな圧力鍋を探してみましょう。

■どのような製品があるのか

今回は、製品についての知識がほとんどないので、はじめに一般的な知識(有名なメーカーとか、価格とか)を得ることにします。検索エンジン google で 「圧力鍋」を検索すると、33000件がヒットしました。少し多いので、「圧力鍋 メーカ」で調べてみると、最初にヒットしたのが「圧力鍋 - 骨まで食べよう!」というタイトルのページ。 なかなか面白そうなので行ってみます。

圧力鍋 - 骨まで食べよう!」はおそらく個人の方が運営しているページで、圧力鍋の選び方や、メーカーや関連ページへのリンクが掲載されていました。実際使っている人の感想や意見はとても参考になりますね。ユーザの声と言えば掲示板。Yahoo!掲示板でも圧力鍋に関するものが見つかりました(親切にも、その内容をまとめてくれているページも発見)。こうして情報を仕入れていくうち、下のようなことが分かってきました。

  • ステータスがあるブランドはフィスラービタクラフトラゴスティーナ、WMFなど。
  • ティファールとかティッシュフェンがディスカウントストアやスーパーなどでも売っていて比較的リーズナブル。
  • 安いのは3000円代からある。
  • パッキンは消耗品。あまりマイナーなメーカーのものを買ってしまうとパッキンの入手が困難。
  • 「安いので十分」という意見のユーザも多いので、鍋の価格と料理の出来は比例しないかも。
  • 10年くらいの保証がついているものも多く、結構長持ちする。

今回は価格と評判のバランスを考慮して、ティファールかティッシュフェンの製品を念頭に置きつつ探してみることにしました。ちなみにティファールは、スーパーとかで鍋とかフライパンとかのセットを見かけたことがあって唯一知っていたメーカーでした。

■価格を調べる

商品の目星がついたところで、まずはネットで相場を調べます。楽天市場で、「圧力鍋 ティファール」 を検索してみます。うーんちょっと高い。続いて「圧力鍋 ティッシュフェン」で検索。こちらは1件もヒットしません。Yahoo!ショッピングでも似たような感じ。今回の商品はネットで値段を調べるのは難しいようです。ただ、個人ページや掲示板で調べた限りは、みんな1万円前後で購入してるようなので、実際にお店に出かけて調べてみることにします。

ネットを使った買い物といっても、オンラインショップで購入するとは限りません。やっぱり「足で稼ぐ」ことは大事。

少し話が逸れますが、ネットで価格調査をする時に意外と盲点なのがAmazonです。ここは突発的に値段を下げたり、ポイント還元したりするのでのぞいてみて損はありません。購入者のコメントも掲載されていて参考になります。

■いざ購入!

ネットの情報によると、ティファールやティッシュフェンはイトーヨーカドーやダイエーなどのスーパーや、ディスカウントショップで扱っている模様。ということで、近所のお店を3〜4件回ってみます。見つかったのは、ティファールの「IHセンサー2」という商品と、「ニュー圧力鍋にもなるセット」という商品。もっと安いのはあったのですが、見た目がかっこよくなかったので(これ重要)、今回は対象外としました。

ということで、いったん帰って妻に相談。ネーミング的には断然「センサー2」だったのですが、「ニュー圧力鍋にもなるセット」に決まりました。なかなかいい買い物になった・・・かどうかは今後の活用次第ですね。

■後日談

私は直接使わないのでよく分かりませんが、普通に使えているようです。妻も圧力鍋を持つのは初めてなので(他と比べて)使いやすいかどうかは「???」。我が家には「ニュー圧力〜」に入っていたくらいの大きさの鍋がなかったので、普通の鍋としては重宝している様子。取っ手が取れるのは収納もしやすいですしね。圧力鍋としては普通に機能していますよ、というご報告まで。



レシピ

さて、せっかく買った圧力鍋、どんどん活用しましょう。こんな時にもインターネットが役に立ちます。圧力鍋の各メーカーが圧力鍋を使用したレシピを紹介しています。例えばティファールのサイトで紹介されているレシピだけでも100以上。しばらくの間は料理本がなくても楽しめそうです。

アサヒ軽金属 http://www.asahikei.co.jp/recipe/recipe-1.html
ティファール http://www.t-fal.co.jp/tefal/magazine/recipes_pressure.asp
ビタクラフト http://www.vitacraft.gr.jp/recipe/index.html
フィスラー http://www.iwatani-fissler.co.jp/menu2.html
ラゴスティーナ http://www.italia-shoji.co.jp/lagostina/receipe/index.htm
理研 http://www2.nikkeikin.co.jp/npc/atryo.html
ワンダーシェフ http://www.itoalumi.co.jp/WONDERCHEF/recipeex/recipetop.htm
WMF http://www.kai-group.com/products/wmf/recipe/index.shtml

おまけ:圧力鍋の仕組み

ついでなので、圧力鍋の仕組みについても調べてみました。

圧力鍋の特長は料理時間を短縮できること、つまり早く煮えることです。通常、鍋の中のお湯(液体)の温度は100℃以上にはなりません。水の沸点が100℃だからです。とことで、沸点は気圧によって変化します。気圧が高くなると沸点が上がり、逆に気圧が低くなると沸点は下がります。(高い山の上ではおいしいご飯が炊けないという話を聞いたことありますよね。)

この原理を利用して、鍋の内部の気圧を上げてより高い温度で煮ようというのが圧力鍋の仕組みです。実際には、鍋の内部の温度は110℃から120℃になるようです。小さな違いのようにも思えますが、効果は絶大なのですね。


 
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