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TJ37の○と×

実際に使ってみた印象を書いていきたいと思います。購入前のご参考にしてください。

動きが軽快です。画面の切替もサクサク行われて気持ちいいですね。手帳代わりに使うためには重要な要素です。前面中央のジョグダイアルも使いやすい。

デザイン的には Visor Edge がかなり良かったのでそれに比べると見劣りしてしまいますが、シンプルな薄型デザインという似通ったコンセプトが気に入っています。軽いというのも重要な要素です。

MP3再生は思ったより音質が良く使えそうです。また音源を積んでいるというのは、MP3に限らず有利な面があるかもしれません。例えば購入して最初に電源を入れた時の起動音などを聞くと、TJ25だと違うんだろうなぁと、ささやかな優越感に浸れます。

まったく期待していなかったカメラも携帯電話のカメラ(35万画素)よりは使えそうです。CLIEで見るための画像を撮るには十分なのでは。具体的な使い道を問われると困りますが。

手帳と考えると安くないと思うのですが、従来のPalm互換機と比較すると安めの価格設定です。無線LANも付いていればなお良かったのですが。

× 最近はこちらが普通らしいのですが、クレードル別売りというのは・・・。5000円という微妙な価格設定も×。とにかく安いクレードルを、という方には東ラ・パームの「紙クレ」。

× 液晶は噂どおり暗いです。通常の使用には支障があるほどという訳ではありませんが、携帯電話と比べると一目瞭然(右の写真)。また色の再現性も低く、本来白い部分が青っぽくなってしまうので、写真なんかは迫力に欠けると思います。液晶については、店頭で見る限り TJ37 というより CLIEシリーズ全般の特徴のようです。

× 外装の塗装が非常に弱く、傷がつきやすいです。持ち運んで使うものなのに。こんなところにも低価格化の影響?気になる方にはおすすめできません。

伸縮式のスタイラスも不満の声が多かったように思うのですが、特に使いづらくはありませんでした。

ハードウェアボタンが細くて押しにくいような懸念がありましたが、使ってみるとそうでもないです。押し間違えてしまうほど使いにくいことはないです。

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