辞書を使うためには、辞書のデータとは別に、辞書のデータを表示するためのビューワと呼ばれるソフトが必要になります。辞書のデータは特定のビューワ用に作られていることが多いので、すでにどうしても使いたい!という辞書がある場合には、その辞書を使えるかどうかがビューワを選択する際のポイントになります。特に使いたい辞書データがないという場合には、なるべくポピュラーなビューワをインストールしておいた方が使える辞書データが多いので便利、ということになるでしょう。
有名なビューワとしてKDIC
と WDIC
というpalmwareがあるようです。どちらも評価は高いようですので、今回はフリーウェアであるWDICを使うことにします。KDIC(シェアウェア)も機能制限はありませんが、レジストまでは画面の上部にメッセージが表示された状態になります。
WDICは、Windowsで動作するPDICという辞書ビューワとデータ互換性があるビューワです。そのため、「PDIC用」と謳われている辞書データをそのまま使用することができます。辞書データを外部メモリに格納するので、メモリスティックが必要です。またWDICはDOCビューワとしても動作するのですが、これが秀逸。閲覧中に単語をタップするだけで、辞書モードに切り替わって単語の意味が表示されます。
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